ドローン赤外線外壁調査は建築基準法に基づく調査において国や、地方自治体からも 認められている手法です。
ドローンを飛行させて外壁を赤外線カメラで撮影し、その温度差分布から外壁の浮きを発見する調査手法のことです。外壁タイルは浮きができると、隙間が空気によって温められるため、他の外壁面よりも温度が若干高くなる性質を利用し、赤外線で検知ができます。
無人航空機(ドローン)の赤外線調査がテストハンマーによる打診と同等以上の精度を有することが認められました。
引用:定期報告制度における赤外線調査(無人航空機による赤外線調査を含む) による外壁調査 ガイドライン
引用
国土交通省_定期報告制度における外壁のタイル等の調査について
ビル・マンションの大規模修繕・調査・積算
外壁調査にかかる期間を短縮しつつ全面点検が可能になることにより、ビルやマンションの大規模修繕にあたっての積算結果の乖離を減少することができます。
12条点検
建築基準法12条に定められた定期報告制度の見直しにより、赤外線カメラを利用した外壁調査は国、地方自治体から認められています。
雨漏り・泥水調査
赤外線は温度変化を画像として捉えることが出来るので、 雨漏りや漏水の調査を行うことも可能です。
一般戸建ての外壁、屋根診断
ドローン赤外線外壁調査なら、低価格・高精度・短期間の実現が可能!
DJI Mavic 3 Thermalは、DJIが提供する業務用小型ドローンで、赤外線カメラを搭載したサーマルカメラ機能を備えています。他のドローンでは入ることがリスクとなっていた「狭い隙間」にも比較的入りやすく、様々な点検業務、災害対応などに使用することができます。
- 広角カメラ 焦点距離(35 mm判換算)24 mm、48 MP
- 望遠カメラ 焦点距離(35 mm判換算)162 mm、12 MP、56倍ハイブリッドズーム
- サーマルカメラ [2] DFOV(対角視野) 61°、焦点距離(35 mm判換算)40 mm、解像度 640 × 512
ドローン赤外線外壁調査
外壁㎡単価150~450円
※赤外線外壁調査+報告書
ただし、赤外線撮影、目視調査、部分打診調査、ロープアクセス工法などの各種診断方法の組み合わせや建物規模により㎡単価は変動いたします。 建物規模が大きいほど、㎡単価は下がります。
可視カメラ+赤外線撮影で1フライト200,000円~で承っております。別途、交通費、宿泊費がかかります。従来の調査方法と比較し、半分以下の費用で済む場合もございます。 詳しくはお問い合わせください。
国土交通省のガイドラインに沿って赤外線調査を行います。赤外線調査に適している環境条件・撮影条件では、打診調査同様もしくはそれ以上の精度が実現できると結論付けております。さらに、ドローンに赤外線カメラを装着し撮影することで、足場の組みづらい場所でも写真から劣化状況を判定することが可能です。
はいお任せ下さい。お客様の建物にあわせて対応致します。
赤外線の大きな弱点として、気温が低い時期や天候条件によっては精度が大きく下がるということがあります。目的は「不良箇所の特定」ですので、基本的には雨天時は順延し、晴天の日にあわせて実施することをお薦めしています。
竣工図書一式があれば理想ですが、基本的には立面図はご用意いただくようにお願いしております。